社団法人千葉県サッカー協会第4種委員会では、チーム登録と個人登録をおこない、選手の交流を図り、平成22年度の当初登録チームは、286チームで、個人登録数が13449人です。選手は必ず選手証を持参して大会に参加することが徹底されています。また、チームには4級以上の資格を持った審判員を養成し、大会には2人審判帯同が義務づけられています。第4種で審判団を作り運営できるだけの力を付けつつあります。

 4種の組織全体としては、競技部を中心に、技術部、審判部の各専門部の連携を基に積極的に活動し、統一の取れた運営ができるようになってきました。またインターネットで、できるだけ情報を流し、組織の充実に勤めたいと考えていますのでよろしくお願いします。

(社)千葉県サッカー協会第4種委員会
委員長:稲田 時男


全日本少年大会参加資格について

 先日、事務局に以下のような全日本少年サッカー大会の参加資格について、第4種大会部会 部会長の綾部 美知枝氏より下記の通達が届きましたのでお知らせいたします。

1.全日本少年サッカー大会大会要項 参加資格
?大会実施年度に第4種及び女子(小学生)加盟登録した団体(チーム)であること。(準加盟チームを含む)
?上記団体(チーム)に所属する選手であり、本協会発行の登録選手証を有するもの。
?都道府県大会から決勝大会に至るまでに、同一選手が異なるチームへの移籍後、再び同一大会に参加することはできない。
2.本協会第4種大会部会では、上記大会に参加資格にある「加盟登録した団体(チーム)の解釈として「登録年度の年間を通じて登録選手が所属し、かつサッカーの活動するチーム(大会終了後、他の所属チームで活動(移籍)することがないこと)」と確認されています。この大会部会での決議に反して大会参加をしているという実態があるという実態があると報告をうけて調査をするものです。

 これは、選抜チームと単独チームの問題を提起しています。本来であればクラブチームであれば問題はないのです。元来、日本サッカー協会に登録しているチームはクラブ登録だと考えられています。日本サッカー協会に登録されているチームは全日本少年サッカー大会に出場する権利があります。登録を許可されていて、出場できないチームがあるとすると登録そのものが問題になりますが、今のところそのような話は耳に入っていません。
 この問題は、第一回大会から続いている問題で常に根本には排除の考えがつきまとっているのです。排除の考えと言うと誤解を受けるかもしれませんが、参加に当たって公平でなく、不公平であるという考えです。公平とは何でしょうか。能力に公平さを持ち込み、どのように測るのでしょうか。能力はまさに個人の素質や努力の結果及び体調・コンディション等により、日々変化いたします。その能力を基準に参加、不参加の基準を考えることは、参加基準としては、能力を測るのに能力を基準にはできないのです。もし、能力を基準に競技をすると能力を客観的に示す級や段を付けて、その範囲の中で競うという方法もあります。が、集団競技になると級や段の合計という考え方は難しく、集団競技の場合の能力の標準化は平均でしか考えられなくなります。また、これはチームの総合力を示すのに妥当かどうかの問題を含み困難でしょう。そこで、サッカーの場合、人の成長段階を考え、年齢別で区切られ、U?12、U?15のように何歳以下というカテゴリーを設けて区別しています。勿論、“以下”という場合、以下の年齢のものはすべて出場が可能なのです。オリンピック代表がU?23と決まっているのです。ワールドカップには制限はありません。
 サッカーの場合は一応年齢を基準に出場枠を考えています。技術の上手い下手が基準ではありません。選抜チームと単独チームの問題では、上手い選手を集めたところが強いのであって、その根底に不公平があるという理念にたって論を組み立てています。スポーツ少年団大会から全国少年サッカー大会に切り替わり、毎年のように参加資格のことが話されました。基本的には単独チームとは何かという話になるのです。
 そこで、単独チームの規定が難しくなってきす。果たして単独はあるのでしょうか。学校で考えれば○○学校に通っている児童で構成するサッカーチームが単独という規定になるのでしょうか。すると地域スポーツのサッカークラブは、どう規定すればよいのでしょうか。また、この様なチームで県境のチームは、両県から選手が参加している場合、そのチームは単独といえるのかという話もありました。すべてこれらのクラブの問題は、クラブ創設の理念に関わってくるものであり、どのように選手を育てていくかの目的も含んでいるわけです。単に、地域や場所で単独かどうかを決めることも出来ません。そのうち時代の変化と共に少子化の問題が起こるようになって、合併をしてでもクラブ人員を確保しないといけないというクラブ存続の危機が出てくるでしょう。そのため選手を広域から集め、多くのクラブ人員を募集し、クラブ間同士のトラブルもありました。クラブ存続の問題に直面していたのです。この頃は、Jリーグの下部組織としての少年サッカーチームが整備され力をつけてきました。そして、今はJリーグのU?12のチームが全盛期を迎えています。
 大会が始まった当時の状況から考えるとスポーツ少年団(地域クラブ)としてのサッカーチーム、学校を中心としたチームの学校サッカークラブチーム、広域地域を中心としたサッカーチーム。Jを中心としたチーム。営業としてのサッカースクール及びサッカー育成のためのクラブが生まれてきました。当時は選抜チームと単独チームの問題でした。その時の話では、特に、学校単位でクラブが行われていました。また、スポーツ少年団も主に学校単位で行われていましたので、この選抜の問題は、単独としての学校のクラブチームを基に考えられていたのです。地域性とは、選手が通える範囲内で、経済的にも問題はなく、まさに学区だったのです。そこに市単位の選抜チームが、問題に上がりました。それは選手の集め方の問題で、クラブの設立趣旨の問題であると共に、選手は学区のチームに所属しなければならないという問題でもないのです。むしろ、選手が行きたい、学びたいチームで活動すれば良いのです。選手にはどこでプレーするか選択する権限はあります。結局は選手の集め方の問題が最終的な問題であり、確か、他市を含まない構成したメンバーで一年間以上継続して活動しているチームを単独という考え方。いや、ここまでの選抜チームを、全国大会への参加を認めるということになっていました。この時点で、選抜、単独という概念が、消滅し、崩壊したものと考えていました。純粋に単独とはないのです。あるのはクラブの構成要素です。クラブチームの構成要素を満たしていれば、すべてクラブチームな訳です。そのようなチームに対してクラブ登録を認めています。登録チームは大会に参加することができます。また、 SCはサッカークラブ、FCはフットボールクラブ、S SSはスポーツ少年団クラブと決まっていたが、この名称もかなり変化してきたようであり、愛称に近い形で呼ばれるようになってきた。そのため正式名はSC、FC、は隠されているのだろうが、以前のようにSCは単独、あるいはFCは、選抜という偏見のようなものもなくなってきています。
 基本的には、少年サッカーはサッカーの普及と発展を目指し、子どもの人格形成を豊かにするために必要なスポーツ(他のスポーツ)であり、スポーツを通して多くの人間的心情や克己心を育てる人間関係の場です。人間関係を通して技術的、身体的、戦術的なものが育ってくるのです。勿論、個人の努力は大切です。その努力は、チームのため、みんなのためにあるのではないでしょうか。自己満足のためであるとしても、周囲から認められない技術・戦術は、周囲を生かすことが出来ません。みんなを生かすことにより、自分が生きてくるのが技術です。
 通知の中には、選抜チームとは、複数の所属選手で構成し、登録年度を通じて活動はせず本大会への参加だけを目的で活動するチームを指すと規定しています。この選抜のチームは、日本サッカー協会のクラブチームの構成要素に反することになり、登録は不可能だと考えます。ただし、その場合、複数の所属選手はその所属しているチームが登録してあればという条件で、複数の所属選手が日本協会に登録されていなければ、登録されたチームの構成員になるはずです。
 日本サッカー協会に登録したチームで、一年以上のクラブとしての継続した活動をしていれば、大会に参加してよいということです。逆に言えば、全日本少年サッカー大会に出場するためだけに急造されたチームは参加を認めないということです。
 考えてみれば様々な理念のクラブがあり、その理念に基づいてクラブを運営しているわけですが、クラブの規模、基盤の問題で大きく変わってきます。経営基盤の問題として考えたとき、選手の集め方は選手の自由意志になるのです。学校クラブを中心とした活動のとき、選手は自由意志により自由に出来たでしょうか。また、急造チームで全国に出場できるのであれば、急造でやったほうが効率的であると考えられます。その効率を学ぶ必要もあるのではないかと考えます。基本は、個人の持っている能力をどのように育成するかです。むしろ、急造チームでは勝つことは困難だと考えています。
 現実には、企業化されたサッカークラブが誕生し、サッカー塾とかしている現状からするとより自由な環境と階層的なあり方が望まれるのではないでしょうか。また、バイパスをあらゆる機会に設けながら素晴らしい選手の発掘と育成に努めることが必要なのです。特にU?12以下には多くの機会均等の場が必要だと考えます。もっと柔軟に考えていかないとサッカーは二局化します。根本的問題は、選手の加入方法(集め方)なのです。その集め方も自由なのです。

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